From:夏目真里
2002年に起業した私は、雑誌広告で集客していました。
当時は雑誌が売れなくなりはじめた頃で、
徐々に広告の反応が落ちていきました。
それでも十分な反応は出せていました。
そして、少しづつ広告媒体はwebに移行して現在に至ります。
当時から数年前にかけて変わったことは
広告媒体の主戦場がwebになったことです。
ただ、現在の売れない時代は
広告媒体の主戦場が変わっているのではありません。
ものすごい数の商品サービスが乱立し、
情報が大雨洪水警報のようにあふれている時代です。
何か買おうとしたときに、まずはネットで調べる。
調べると自分が買おうとした商品以外の良さそうな商品を発見する。
で、その良さそうな商品を調べると
別のカテゴリの商品でもいいかもしれないと思う…
人はどんどん情報の海におぼれていきます。
もはや、商品の差別化だけで売ることは困難になってきました。
あなたも自分のビジネスで“売れない”ことを
肌で感じているかもしれないですね。
単なる商品の差別化だけではダメな時代です。
メルマガからLINE＠に変えても
PPC広告をFacebook広告に変えても問題の解決にはならないのです。
このままでは会社の未来が暗くなってしまいます。
媒体を変えたり、
差別化をしたりするのは表面的な改善策です。
性格の悪い人が良い人に見られたくて
身綺麗なファッションに身を包みます。
でも、
話をすれば性格の悪さはバレます。
これでは根本的な解決になりません。
中身の人間性を磨く必要がありますよね。
では、商品を売る場合は何を変えればいいのか？
何を磨けばいいのか？
ということになります。
■買う理由を変える
「買う理由って何？」となると思います。
時代とともに確実に変わるのが雰囲気であり、
ビジネスであれば買う理由です。
一昔前、子供が悪さをしたら、ぶん殴られるのが普通でした。
でも、今なら、DVや虐待とされてしまいます。
これが雰囲気の変化。
商品であれば、
以前は豪華さやハイクオリティだったのが、
エコや天然素材などに変わった分野が多い。
たとえば「いい服を着たい」という買う理由が
高価でブランド物を着たいという人もいれば
オーガニックコットンの服が着たいという人もいる。
シェアが時代によって移り変わるわけです。
買う理由は同じでも
戦う土俵を少し変えることができるわけです。
環境にやさしい商品を取り入れて
成功した企業は数多くありますよね。
では、どうやって買う理由を変えるのか？
たくさんの方法がありますが、
今回は２つのアプローチを紹介します。
一つは、世の中の流れとして
たとえば、
「エコ」
「無駄を省く」
という雰囲気の変化があったとします。
それに対して
あなたのビジネスで同じ変化はありますか？
もしライバルが取り入れていないなら、取り入れてみてください。
買う理由の変化を起こして
シェアを拡大できるかもしれません。
では、ちょっと考えてメモに書きましょう。
「考えたけど、世の中の変化を自分の業界では取り入れられない」
という方は、もう一つの方法。
この方法は、
戦う土俵を変えて小さな市場を独占する方法です。
が、今回は
「単なる商品の差別化だけでは生き残れない」
「買う理由を変えることが大事」
ということを伝えたいので続きはまた今度にします。
今日は、
まず一つ目の方法、雰囲気の変化を考えてみましょう。
それでは
次回もメイクマネーで
儲かりましょう！
◆夏目 売るための必需品
・買う理由がライバルと違うこと
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