From:夏目真里
今回は、ネーミングを深掘りし、人類史上最大の発明である言葉の話。
まず最初に質問しますので、1と2を比べてください。
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1、
クミンをつけて香ばしく焼き上げた
本日の鮮魚トマトとバジルのソース
2、
トマトとバジルのソース 焼き魚
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どちらがおいしそうでしょうか?
別の言い方をすると、
どちらが価値が高いと思いましたか?
「1です」
とほぼ全員が言うはずです。
なぜ、
フレンチのメニュー名って長ったらしいのが多いのか…
あなたも思ったことがありませんか?
それは
高額な商品を扱っているため、価値を十分に伝えなければいけないから。
そして、
食べたときのおいしさを事前に伝えることで、満足度を上げる効果もあります。
【顧客心理の構造と流れ】
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事前に情報を得る
↓
商品を使う=情報の確認作業
↓
確認できたので良い商品と判断
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たとえば
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1、
クミンをつけて香ばしく焼き上げた
本日の鮮魚トマトとバジルのソース
2、
トマトとバジルのソース 焼き魚
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メニュー名だけ変えた同じ料理を食べてもらいます。
そうすると
1を食べた人は2を食べた人より料理の評価が高くなります。
1は
・クミン
・香ばしさ
・鮮魚
・トマト
・バジル
を確認していき、確認できれば納得して高評価になります。
これはマーケティング調査で
すでに明らかになっている【ネーミング効果】です。
文字を読んで、
情報を得てから商品を使うと一種の暗示をかける効果があります。
たとえば
私がよく行くスタバでは
ドリンクのサイズ名が他のショップと違います。
大きめのサイズをグランデとかベンティといいます。
普通は
ラージとかビッグとかLLとか言います。
なぜわざわざ
認知されにくいサイズ名にしてるのか?
お客にこう言わせること(選ばせること)で
ドリンク以外の特別な価値を与えています。
他との違いやカッコよさです。
「俺は今、スタバでベンティサイズのドリンクを飲んでる」
と自覚し、
「俺イケてる」
と思っている人もいるわけです。
これがブランディングにもなっていくのです。
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裸の王様と服を着た王様の違い
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以前マックとスタバのコーヒーを
どちらのコーヒーかわからないようにブラインドテストをした時、
マックのコーヒーのほうが勝ったそうです。
・店内の内装
・接客
・紙コップかマグカップか
・商品名
など外部の情報をはぎ取っていき商品を丸裸にする。
そうすると、
商品の評価はあまり変わらなくなくなります。
(実際はコーヒー豆の品質に違いがあるのに)
人は外部の情報にかなり影響を受けている証拠です。
結論をいえば、
王様になりたければ王様らしい服を着れば誰でもなれるということです。
あなたも自分の商品が最高だと信じてるなら、
最高の言葉でネーミングしてください。
お客さんはそれを読んで判断し、購入するかどうか決めます。
言葉しだいであなたの商品が裸にもなるし、
王様のような高貴な服にもなるのです。
人類史上最大の発明品
“言葉”を使わない手はないですね!
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◆夏目 価値向上ネーミング
・ネーミングしだいで味が変わる
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PS.
あなたの商品名はどうなっていますか?
「うわ、裸のままだ」と思ったら、
早く綺麗な服を着させてあげてください。
「商品名は工夫してる」というなら、
お客さんに確認してほしいことを
商品名に組み込んでいるかもう一度確認してみましょう!
PPS.
もちろん
言葉以外の情報も評価を変えます。
内装や接客などなどです。
ネーミングを工夫したら、
次は他の外部情報を良くしてくださいね!
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