From:夏目真里

 

前回は、

高額商品を追加するだけで利益を上げる方法

でした。

 

高額商品=プレミアム版です。

 

売りたい商品があるなら、

その商品の高級バージョンを追加するだけで、

・比較による通常版の売りやすさUP

・通常版、高級版それぞれに新たな価値観が生まれる

・ビジネスのブランド力UP

などなど、

多くのメリットが発生します。

 

経営者なら、

今後も長くビジネスをやりたいと思っているはずです。

 

そのためにはブランディングが必要。

 

その一つの戦略がプレミアム版の追加になります。

 

ぜひ、やりましょう。

 

そして、次にやりたいことは

全体的な商品の値上げです。

 

 

値上げできれば、

同じ生産性で値上げ分だけ利益に変わっていきます。

 

劇的に経営が楽になり、

ビジネスのステージが変わるポイントとなります。

 

ただ、

お客さんが減るんじゃないか…

【心配】

 

今いるお客さんに申し訳ない…

【罪悪感】

 

など、ネガティブなことが頭をよぎるでしょう。

 

その心配と罪悪感を今回は消そうと思います。

 

 

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価格判断で商品を買う人は全体の20%

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80%は価格ではなく、

別の価値を感じて商品を買っています。

 

 

値上げで去っていくようなお客さんなら、

価値をそれほど感じないまま

取引していたということなので

お互いに良い関係ではないでしょう。

 

値上げを機にふるいにかけてOKです。

 

残ってくれたお客さんを大事にしましょう。

 

 

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10~20%の値上げなら、

告知なしで値上げしてOK

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80%のお客さんは別の価値を感じて取引しているので

多少の値上げには気づきません。

 

恐れず値上げしましょう。

 

やってみると取り越し苦労だったと思うはずです。

 

値上げのポイント

1、

一気に全商品値上げするのではなく、

一部商品づつ値上げする。

 

2、

時期もずらしながら

半年~1年くらいで

全商品の値上げが完了するように計画する。

 

つまり、ローテーションで値上げすると、

ゆっくりと気づかれずに値上げでき、

ブランディングも行えます。

 

 

それでも気になるなら、

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お客さんに告白して楽になる

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30%以上大きく値上げする場合と、

一番の売れ筋商品を値上げする場合は、

既存客なら、さすがに気づくでしょう。

 

 

値上げすることを告白し、

ついでに集客までしてしまう方法があります。

 

おまけに罪悪感も薄くなります。

 

 

では、具体的なやり方です。

 

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値上げをネタにキャンペーンをする

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○○の理由で

来月から値上げします。

値上げ前に買ってください。

 

といえば、期限効果で、

消費税増税直前のように

駆け込み消費をうながせます。

 

結果、集客できます。

 

 

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罪悪感を消す方法

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値上げ前のキャンペーン期間に

値上げ後に使える

割引クーポン】を

プレゼントしましょう。

 

値上げ後もお得に買えるようにすれば

少しは心が楽になるはずです。

 

しかも、

・値上げ前

・値上げ後

と最低2回の取引が期待できます。

(クーポンの枚数を増やせばもっと取引回数も増えます)

 

結果、集客します。

 

 

では最後に、

どんな理由で値上げするか?

 

 

お客さんが納得できないとリピートしませんので、

納得できる理由が必要です。

 

 

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値上げ理由のネタ作り

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・ニュースになった関連時事ネタ

 

たとえば、ケーキ屋なら、

 

バターがスーパーで品切れ、

小麦粉の値上げ、産地で不作、

など、TVでニュースになった時が

値上げのタイミングです。

 

「ニュースでご存知だと思いますが、○○でもう限界です。

今後も価値ある商品を提供し続けるために値上げします。」

 

と言えるでしょう。

 

 

・ライバルの倒産、廃業

 

これもニュースになりますが、

同業の大手が倒産したら、

ネタにさせてもらいましょう。

 

また、近所のライバルがつぶれたら、

近所の人は大変な状況だと感じてくれます。

 

上記のニュースと同様の理由を伝えれば納得しやすいです。

 

 

・『腕上げました』

 

ユーモアもあり、価値も加わった理由です。

 

開業まもない時期には使えませんが、

1年くらい経っていれば使えます。

 

ただし、商品クオリティが必要になります(笑)

 

扱っている商品が自社商品じゃないので

使えないと思っている方は、

 

作っている大元が腕を上げたと言えば使えます。

「それを確認しました。」

と堂々と言えばOKです。

 

 

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結果どうなるか?

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・お客さんが多少減っても原価は下がっている、生産性も良くなり

→ 利益UP

(人件費削減できるかも)

 

・値上げにより客単価UP

→ 利益UP

 

・値段で選ばない客層に変わり

→ 利益UP

 

 

値上げで良い未来が訪れます。

 

近い将来値上げする!とここで決めてください。

 

ただし、大前提として、

価格以上の価値を提供する姿勢が必要です。

 

 

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◆夏目 利益UP戦略

 

・告知せず徐々に値上げ

・告知したら期限効果でキャンペーン集客

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次回は、

【集客するコピーとそれ以上に集客する○○】

をお伝えします。

 

 

お楽しみに!

 

 

PS.

逆に値上げをしないとどうなるか?

 

値上げできなければ

価格が安いから買うお客が増えます。

 

値段以外の価値も提供できていない

とも言えます。

 

となると、

ライバルの商品とさほど違いのない商品を

売っている状況だと予想できます。

 

中小企業にとっては命取り。

 

他でも買える商品ではなく、

“ちょっとでいいので”違いのある商品を売りましょう。

 

 

 

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